鎌の研ぎ直しは5分で完了。

鎌の研ぎ直しは5分で完了。

7月 03, 2026

鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese sickle.

あなたの鎌、研いでみませんか!

日本は梅雨の季節。植物たちが最も生き生きしている時期で、雑草も日に日に伸びてきます。毎日の除草作業が欠かせず、鎌を使う機会が増える日々。ずっと使い続けて切れなくなった鎌で作業している方も多いのではないでしょうか。

切れなくなると作業効率も悪くなり、作業時間が増えるばかり。研ぎ直しをすると切味が復活して作業が楽になることは分かっているけれど、研ぎ方が分からない、面倒くさいなどの理由で、なかなか鎌の研ぎ直しをしていない方も多いはず。

今回は、現場で簡単に鎌刃を復活できる「鎌の研ぎ直し」の方法をご紹介します。

 

鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese sickle.

鎌専用砥石があります

切れなくなったと感じた現場ですぐに使える携帯サイズの砥石です。荒砥(#150)と中砥(#800)の両面タイプで、切味の復活から刃欠け修理、サビ取りなど、様々な野外農具(鍬・スコップ・除草具など)に対応できます。鎌砥石は1500-2000円位。比較的安価で手に入ります。1本あれば長期に使用できますのでおすすめです。

使い方は非常にシンプル。刃先の角度に合わせて砥石を垂直に当てて研ぐだけです。わずか5分程度で作業が完了する、手軽で実用的なメンテナンス方法です。

 

鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese sickle.

研ぐ前に

園芸道具用砥石は人造砥石の場合が多いため、使用前に水の中に入れて十分に吸水させる必要があります。目安は気泡が出なくなるまで、または5分程度です。

砥石に水を含ませることで研ぎ汁が生成され、研磨力が高まり、より研ぎやすくなります。この準備作業が、効率的で質の高い研ぎを実現するための重要なステップです。

 

鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese sickle.

鎌の研ぎ方(表面)

日本の鎌は通常片刃タイプが多い商品です。最初に刃面(斜め面)を研ぎます。鎌砥石は荒砥(#150)と中砥(#800)の両面タイプなので、刃の状態に応じて使い分けることができます。かなり切れない状態なら荒砥、ちょっと切れない状態なら中砥で研いで下さい。

鎌の柄を手で持ち固定。刃先の角度に合わせて砥石を当て、一定の力で垂直に研いでいきます。研ぎ進めると、サビ汚れが取れ、研いだ箇所が見えてきます。刃全体に研いだ箇所が見えてきたら裏側を指で確認。引っ掛かる箇所はバリ(カエリ)ができます。刃裏全体に出てたら研げた証拠です。

 

鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese sickle.

鎌の研ぎ方(裏面)

刃全体にバリが出ている状態になったら、鎌刃を裏返してバリを取り除いていきます。砥石で数回なぞるように研ぐと簡単に取れます。

指で刃全体を確認して、バリが無くなったら完成です。完全に取れていなくても、実際の草刈り作業をしている間にすぐに取れてしまうので、そこまで神経質になる必要はありません。

これで研ぎ直し作業は完了です。

 

鋸鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese saw tooth sickle.

鋸鎌(鋸刃)の研ぎ方

鋸鎌を使い続けていると、鋸刃(ギザギザ)が徐々に無くなっていきます。鋸刃が無くなると草に引っ掛かりがなくなり、滑って切れなくなってしまいます。

「これで使えなくなるの?」と思うかもしれませんが、違います。鋸鎌は研ぐと刃が出てくる仕組みになっているのです。

鋸刃が付いている凹凸面の反対側を研ぎます。鋸鎌の柄を手で持ち固定。刃先の角度に合わせて砥石を当て、一定の力で垂直に研いでいきます。凹面が研がれることで、鋸刃が出てきます。

全体に鋸刃が出てきて、裏側にバリが出たら、通常の鎌と同様に鎌を裏返します。砥石で数回なぞるようにしてバリを取り除いたら完了です。

 

鎌の研ぎ方。How to sharpen a Japanese sickle.

研ぎ作業にかかる時間は5分もかかりません。定期的に研ぎ直しを行うことで、除草作業をストレスなく進めることができます。研いだ直後の鎌での草刈りは、本当に気持ちよく作業できます。他の除草具も同じ要領で研ぎ直しできます。

使用後は野外放置ではなく雨が当たらない風通し良い場所で保管してください。雨ざらしでサビる事で刃が朽ち切れなくなります。それだけで切味も持続して研ぎ直し回数も大幅に減ります。長期保管する場合は、椿油などを使って油拭きをすることをお忘れなく。砥石は風通しの良い日陰で十分に乾かしてから保管してください。

もし自分で研ぎ直しが難しい方も心配ありません。その際はamenomaに送ってください。鎌職人が直接研ぎ直しします。
※研ぎ直し通常料金500-1000円位(送料別途)。修理到着後2週間程かかります。

定期的なメンテナンスと研ぎ直しを行うことで、最高の切れ味を保ちます。メンテナンスも覚えるとその作業が楽しい時間になります。大切な道具だからこそ、手をかけて長く愛用してください。

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